火曜日, 9月 02, 2008

迎え

8月29日、帰省40日余りの妻と息子が帰ってくる日なので、迎えに、車で、成田へ行った。夜20時30分到着予定だったが、ちょっと早めに17時45分頃、柏を出た。
国道6号を乗ったときすでに18時過ぎで、暗くなった。突然、大雨が降り出した、しかも、雷と伴う雷雨だった。さっき白だった雲が、あっという間に黒い雨雲に変身した。
大雨の中、窓を閉め、ヘッドライトをつけて、周囲の一切は雨の中に隠れたよう、ワイパーを最高速に設定しても視界が悪くなった。不思議に、隔離感が生じた。僕は誰、ここはどこ、僕は何をしに行くのか?
こんな大雨の中に、飛行機は着陸できるのかと、少し不安感が浮かび来た。
国道6号を降りて、狭い二車線、しかも街灯もない利根水郷ラインに入った。ここは普通運転する時も、対向車線から大型トラックが来たら、圧迫感がすごく感じる。今日は、大雨の夜、かなり緊張感があった。この鋼鉄の洪流の中に、我々の肉体凡胎は脆弱のほうだな、自分、又は対向車線のいずれか微小なミスさえすれば、すぐ、人間の命は煙のように、消え去ったと思った。
やっと無事に成田に着いた、時計を見ると、19時過ぎだった。
到着カウンターへ行ってみたら、なんと、飛行機は遅延となった。予定到着時刻に大幅遅れて、9時35分到着と書いてあった。しょうがなく、待つしかない。
やっと9時35分に回したが、行って見たら、9時40分と修正した。成田空港に到着、今日の最終便となった。
9時40分、やっと無事に着陸した、しばらく待つと、息子、妻がゲートから出てきた。40日余り、息子はずいぶん伸びた。が、少し痩せた。しかも、ひざ、足、いつもの通り、傷だらけ、紫色の液剤あっちこっち塗ってある。
「家を懐かしんだ?」
「全然~~」
「パパを懐かしんだね。」
「全然」
「あっ、少しだけだったね。」息子は言い直した。
思い出したか、または他人の気持ちを配慮することが分ったか、どっちかな。僕はうれしく思った。
12時過ぎ、帰り道に向かった。駐車場から出ると、なんと、高速道路と直通の出口だった。この高速を利用することもなかった、夜中、方向も場所もわからない高速に走る以上心細いことはないだろう。しかも、カーナビもついてない我が高級車、地図さえも持っていなかった。
一番寄り出口から高速を降り、コンビニの人に道を聞くと、幸い、遠くはないそうだった。後も、二度道を尋ね、なんとなく、従来の道に戻った。必ず、カーナビを買っておくと決心した。
再び利根水郷ラインに乗る時、深夜1時ころだった。しばらく走ると、前方の道に5、6台の救急車は道を詰めていて、通行止めとなった。交通事故見たい。回り道で事故現場を通す時見ると、大型トラックは対向車線へはみ出して、路肩を超えて、道路下の畑に突っ込んだ。10メートル長い車体、後ろしか見えなかった。路上に荷物が散乱していた。ほかの車を巻き込んだかは分からなかった。怖い!
スピードを落として、注意しながら、無事に家に戻った。

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